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森林遺伝育種学会は森林に係わる遺伝と育種に関する場を提供する団体であり、日本学術会議協力学術研究団体となっています。

会長からのメッセージPresident Greeting

学会における書籍販売について

 本日は森林遺伝育種学会が行ってきた書籍販売について学会員の皆さまにお知らせをいたします。
 皆さまご存知の通り、森林遺伝育種学会はその設立当時から旧林木育種協会から無償譲渡された書籍について購入希望者へ個別販売(いわゆる、手売り)をしておりました。一方、この行為が収益事業にあたるのではないかという疑義が生じたことから、理事会においてその対応を行うとともに今後の書籍販売を含む収益事業について検討する為、本年5月より書籍の販売を一時中止しておりました。
 理事会では、本学会の設立目的、規模、財政状況、書籍販売を含む収益事業にかかる作業等の実態などの様々な観点から、今後の収益事業のあり方について議論してまいりました。その結果、以下のような結論を得ましたので、学会員の皆さまにお知らせいたします。

 1.現在、本学会には「著作権使用料分配金」と「書籍販売」による2種類の収益があり、ともに収益事業に該当する。

 2.「著作権使用料分配金」については、学会誌「森林遺伝育種」の権利委託先である学術著作権協会から受領しているものであるが、当該委託により著作権の適切な管理がなされ、理事会担当者の事務負担の軽減にもなっていることから、今後も委託および分配金受領を継続する。

 3.「書籍販売」については、旧林木育種協会の行っていた書籍の出版及び販売業務のうち販売業務を本学会が代行しているものであり、これは本学会の設立目的や規模からイレギュラーな業務と考えられ、不定期に発生する購入希望への対応等、理事会担当者の負担も少なからずあるが、旧林木育種協会から無償譲渡された書籍の残部については現状として販売以外の対処方法がないため、これまでと同様に今後も対応することとする。

 4.今後は上記の収益事業に関して収益に見合う納税を毎年行う。

 現在(2022年9月)、旧林木育種協会の書籍の購入希望者への販売は再開しておりますが、学会員の皆さまには販売停止に伴い大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げるとともに、このような対応となりましたことをご理解いただきますようお願い申し上げます。


森林遺伝育種学会会長 燗c克彦
(秋田県立大学・木材高度加工研究所)
(2022年9月) 


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