本文へスキップ

森林遺伝育種学会は森林に係わる遺伝と育種に関する場を提供する団体であり、日本学術会議協力学術研究団体となっています。

会長からのメッセージPresident Greeting

学会第11回大会および10周年記念国際シンポジウムの開催について

 2022年度より、学会行事の開催や学会からの重要なお知らせを「会長メッセージ」として発信することといたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は森林遺伝育種学会第11回大会と10周年記念国際シンポジウムの開催についてアナウンスいたします。
 森林遺伝育種学会は、例年、11月に学会大会を開催してまいりました。過去2年の学会大会は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて、オンライン開催とさせていただいたのはご存知の通りです。今年の開催に関しては、担当理事を中心にCOVID-19の状況を踏まえながら議論してまいりましたが、感染対策に万全を期して、11月11日(金)の午後、東京大学農学部キャンパス弥生講堂一条ホールにおいてオンサイト開催することといたしました。皆さまも感染対策に関してご配慮・ご注意をいただいて、ご参加いただけますと幸いです。一条ホールにおいて皆さまとお会いできることを楽しみにしております。また、前回より本学会の学生会員のポスター発表を対象とした森林遺伝育種学会学生発表賞を設定いたしました。申し込み制になっておりますので、学生の皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。発表申し込み等の詳細については、メールマガジン及びウェブページでご確認いただき、登録フォームから登録をお願いいたします。なお、COVID-19の状況等によって、オンライン開催へ変更等の可能性もありますので、あらかじめご了承いただけますよう併せてお願いいたします。
 学会大会の翌日、11月12日(土)には10周年記念国際シンポジウム「Forest Genetics and Tree Breeding: Past progress and Future prospects(森林遺伝と林木育種:これまでの進歩とこれからの展望)」を開催いたします。このシンポジウムの企画は前会長の津村教授を委員長として着実に進んでまいりましたが、COVID-19の影響で延期され、今年ようやく開催する運びとなりました。シンポジウムは東京での現地開催(定員20名)とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド方式とし、オンライン配信では日本語の同時通訳をご利用頂けます。森林遺伝学と林木育種学をリードするDavid B Neale教授(アメリカ合衆国)、Shanshan Zhu博士とYingxiong Qiu教授(中華人民共和国)、高橋誠博士と陶山佳久教授(日本国)の5名にご講演いただきます。森林遺伝学と林木育種学の学問領域における最新の知見を学ぶとともに、それらを皆さんの研究活動と結びつけるユニークな機会を提供するものと確信しております。前日の学会大会と併せて、是非、ご参加いただけますと幸いです。
 最後になりましたが、この不安定な国際情勢が一刻も早く改善され、皆さんとご家族、ご友人が安全に暮らし、問題なく研究活動ができるようになることを心から願っています。


森林遺伝育種学会会長 燗c克彦
(秋田県立大学・木材高度加工研究所)
(2022年8月) 


バナースペース

森林遺伝育種学会

〒319-1301
茨城県日立市十王町伊師3809-1
森林総合研究所林木育種センター内
森林遺伝育種学会
事務局会員窓口

メールアドレス